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2013年度「建築設計製図3」(旧「建築設計1」)
「課題2」設計課題説明書
2013/05/31
課題2:
「集まって住む」:鉄筋コンクリート造3階〜5建ての「集合住宅」を設計する。敷地は配布資料参照。5/31~7/19:8週間。
なお、「課題1」の評価が不可の場合は、「課題2」には進まず、「課題1」の再制作を「課題2」とする。
また、この課題は原則6人で1グループを編成し、グループごとに共同でひとつの設計案を作成する。

この課題においては、次の5項目に留意して設計案を作成する。1)立地する場所、周辺環境と建築物の関係。2)適正な平面計画と断面計画(とくに、住戸単位の計画、ゾーニングと動線。専用部分と共用部分との関係など)。3)適正な構造計画。4)建物の用途を充足するための空間や装置(エレベータ、階段、設備計画など)。5)建物の外観デザイン。
設計条件:
1) 敷地:配布敷地図(1/500、1/250)の図示された範囲。
2)面積:建蔽率(建築面積/敷地面積)60%。容積率(延床面積/敷地面積)200%。建築物の最高高さ20m。
3)住戸単位の種類(タイプ)と戸数:単身者(シングル)用(約30平米)12戸、夫婦(カップル)用(約60平米)8戸、家族(ファミリー)用(約100−120平米)4戸。合計24戸。各住戸タイプの詳細は各グループで決定する。
4)専用部分(住戸単位、専用ベランダ、バルコニー、庭など)と共用部分(エントランスホール、郵便受け、ゴミ置き場、電気室、エレベータ、共用廊下/階段。敷地内の外構[アプローチ道路、庭など]、駐車場、駐輪場など)との関連に留意する。
5)使用形態は賃貸形式。
6)構造規模:鉄筋コンクリート造3階以上5階以下。
7) 敷地内の建物周辺の外部空間(駐車場、駐輪場等)もデザインする。またとくに侍従川に沿った道路側の景観に留意する。

最終提出物:図面(設計図書)および模型:
・A2サイズ用紙(横使い)。枚数は任意。各シート右下に、図面番号、図面名称、縮尺、グループ番号を必ず記入する。
・ 必要図面(設計図書)の種類と縮尺、数量:
〇表紙:設計案のタイトル、設計案の説明、模型写真、グループ番号、メンバー全員氏名、学籍番号を記載する。
①配置図(1/200、敷地周辺も表現。建物は屋根伏図で表現)。②平面図各階(1/100)。③各住戸タイプの平面図と断面展開図(1/50)。④全体断面図2面(1/100)。⑤立面図4面(1/100)。⑥外観透視図1点(周辺の様子も必ず表す)。⑦内観透視図1点。⑧エスキス(スケッチ)。⑨ダイヤグラム(全体構成を説明する図式)など。
・ 図面構成は自由。ただし図面の種類ごとにシートを分ける。見やすくて分かりやすく、かつ美しくレイアウトする。
・ すべての図面は手描き。提出図は原図(コピーは不可)。彩色、陰影、床や壁他のテクスチャ、点景などをきちんと表現する。エスキス(スケッチ)の用紙にはトレーシングペーパーを使用する。
・ 模型:敷地全体を含む外観模型(1/100)。模型写真を表紙に添付する。

スケジュール:
作品の提出日時と場所:2013年7月19日(金)、13時、EF館402設計製図室。
第1回目05/31:「課題2」の説明。グループ編成。敷地視察。参照作品紹介とミニレクチャ。スタジオワーク(SW)01「グループディスカッション+アイデアスケッチ」。宿題(HW)01「参照作品事例を集める」。
第2回目06/07:個別指導01。SW02「配置計画と平面計画」。HW02「各住戸単位(タイプ)の計画」。
第3回目06/14:個別指導02。SW03「平面計画と断面計画」。HW03「住戸単位の構成と動線計画」。
第4回目06/21:個別指導03。SW04「構造計画と設備計画」。HW04「専用部と共用部の区別と関連づけ」。
第5回目06/28:中間提出。「模型と平面図、断面図、立面図:1/ 100」。参考例の発表と講評。個別指導04。SW05「全体の見直し」。HW05「図面表現の参考例を調べる」。
第6回目07/05:個別指導05。SW06「全体の再検討」。
第7回目07/12:模型提出。個別指導06
第8回目07/19:「課題2」作品提出。採点、優秀作品の発表と講評。
以上。

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